LEGALPEDIAについて

費用対効果の問題から弁護士の介入を求められない問題がまだまだ存在している。

2010年に弁護士登録してから、法律相談やご依頼を受けるかたわら実感してきた課題意識から、リーガルペディアは生まれました。

弁護士費用をまかなえない方々の問題をカバーするためには、国が設立した機関である法テラスが存在しますが、所得や資産による制限があり、全ての人が法テラスを使えるわけではありません。

経済的利益が比較的少額の事案については、法テラスであっても費用対効果は悪く、弁護士による受任が現実的ではないこともあります。

近隣紛争や、中のよい同級生同士で起きたトラブルなど、弁護士を介入させて裁判することが適切かどうか考えるべき問題も存在します。

このような場合、民事調停をはじめとした簡易裁判所の利用は、弁護士をつけずに自分でできる法的な紛争解決手段であり、政府や裁判所からは積極的な広報もされています。

しかし、利用しやすい制度であるにもかかわらず、裁判数と比較すると利用者数はまだまだ少ない状態です。
令和3年度司法統計によると、同年中の全国の新規受付事件数は、訴訟事件が508,622件であるのに対し、簡易裁判所の民事調停事件数は25,476件にとどまります。

本ウェブサイトでは、民事調停制度をはじめとした簡易裁判所の使い方や、用語の説明、制度の利用を考える際のちょっとした疑問等についての解説をしています。

弁護士に頼めない問題についての自分での解決を応援し、トラブルを抱えた方の「泣き寝入り問題」を減らすことに取り組んでいます。

運営者情報
運営者名 株式会社トライペディア 代表 弁護士古賀麻里子(東京弁護士会)
所在地 東京都品川区荏原2-17-13